概要
2023年6月28日(水)、パレスホテル東京で開催された、ENEOSホールディングス株式会社 第13回定時株主総会に出席しました。
総会には500名程度の株主が出席しました。
事前質問
株主から下記のような質問が寄せられました。
- 将来像について: 化石燃料事業の割合を縮小し、EVなど脱炭素事業を拡大します。
- 脱炭素について: カーボン・ニュートラル実現に向け、再生可能エネルギーへ転換します。
- 株価について: 現状の株価は満足していませんが、収益回復と事業の成長性を追求します。
- 株主還元について: 1株22円を下限として配当します。
- JX金属の上場について: 上場に向けた準備を進めています。
これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。
質疑応答
株主から下記のような質問が寄せられました。
- 業績について: 2030~40年にかけ脱炭素化の推進により、素材事業や基盤事業で利益を創出します。
- 航空燃料の再生可能エネルギー化について: 2040年までに国内最大規模となるSAFシェア50%を目指しています。
- 女性活躍について: 女性管理職を100人以上に増やします。
- オクタン価について: 合成燃料は水素を原料とし、低炭素ハイオクガソリンはバイオエタノールから合成するため、従来のハイオクガソリンと同等のオクタン価になります。
- 川崎製油所の操業停止について: ガソリン供給に影響が出ないように、万全の体制を整えます。
- 社外取締役の選出基準について: 高度な知識と豊富な経験を持つ候補者を選出しています。
- 杉森務前会長のセクハラについて: ハラスメントに関しては、事務局から説明を受けて初めて認識しました。
- 取締役の出身会社について: 出身会社に固執せず、適材適所に配置しています。
- ENEOS MIRAI HUBの特許譲渡について: ケース・バイ・ケースで判断しています。
- JX金属のカセロネス銅鉱山の権益譲渡について: 世界各地から銅の調達ルートを確保し、安定した調達体制を構築しています。
これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。
