概要
2024年6月26日(水)、パレスホテル東京で開催された、ENEOSホールディングス株式会社 第14回定時株主総会に出席しました。
私は2年連続で総会に出席しています。
総会には500名程度の株主が出席しました。
2023年の株主総会に関する記事もぜひご覧ください。

事前質問
株主から下記のような質問が寄せられました。
- 株価について: 現状には満足しておらず、改善に向けた取り組みを進めています。
- 株主還元について: 利益の50%以上を株主還元として配分し、安定した配当を実施します。
- 脱炭素について: カーボン・ニュートラルの実現を目指します。
これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。
質疑応答
株主から下記のような質問が寄せられました。
- JX金属の上場について: 上場は未定ですが、方針に変更はありません。
- ENEOSリニューアブル・エナジーの買収について: 再生可能エネルギーの開発を進めるために買収しました。
- 航空燃料の供給について: 供給体制の回復と物流の安定化を図ります。
- タツタ電線の株式公開買付けについて: 中国当局との対応に時間を要したため、遅れが生じました。
- 招集通知に取締役候補者の趣味を掲載することについて: 検討します。
- タツタ電線の株式公開買付け金額について: 妥当な金額であると判断しています。
- 自社株買いと純利益について: 1株当たり純利益も1割上昇する見込みです。
- 外国での人権尊重に関する取り組みについて: 1次供給企業における人権尊重に取り組んでいます。
- NIPPOの道路の舗装工事について: 法令遵守が十分でなかったため、原因究明を進めています。
- 飲酒時のセクハラ問題について: 飲酒そのものが原因ではなく、自己管理に問題があったと認識しています。飲酒を抑制する責任を明確にし、事前に会食に関するルールを把握することで、飲酒を抑制する制度は有効に機能しています。杉森務前会長には不祥事後の月額役員報酬と賞与の返還を請求しますが、まだ未確定のため公表は控えます。
- 社外取締役の株式保有について: 株式保有を通じ、企業価値向上に尽力しています。
これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。

