京浜急行電鉄 第102期定時株主総会に出席しました！

概要

2023年6月29日(木)、新都市ホールで開催された、京浜急行電鉄株式会社 第102期定時株主総会に出席しました。
総会には200名程度の株主が出席しました。
質疑応答では、まず決議事項に関する質問に回答した後、報告事項に関する質問に回答しました。

決議事項に関する質疑応答

株主から下記のような質問が寄せられました。

1. 監査役の引き継ぎについて: 会社の持続的成長を実現するため、適切なガバナンス強化を図ります。
2. 配当について: 利益を適正に還元しながら、安定と成長の両立を目指しています。
3. 招集通知について: 会社法改正に伴い電子提供が可能になったため、今回は議案のみ添付しており、その他の内容はインターネット上で閲覧できます。
4. 取締役の年齢について: 選任は経験や知見、能力を重視しており、年齢制限は設けていません。

これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。

報告事項に関する質疑応答

株主から下記のような質問が寄せられました。

1. まち創造プラットフォームでの老人ホームの開設について: 現時点で直営展開はありませんが、将来的に検討の余地は残されています。
2. おトクなきっぷのデジタル化について: シームレスな移動環境を実現するために、デジタル化の推進を急務としています。
3. バスの小児IC運賃について: バスは経営環境が厳しい中、小児IC運賃は100円に設定する予定です。
4. ホームドア設置について: 現在12駅に設置済みで、1日乗降客数や過去の人身事故などのデータを基に、今後の設置を計画しています。
5. ESG経営について: 今年度中に健康経営優良企業への認定を目指し、経営理念を実現します。
6. 無人化による職員の待遇について: 駅の省人化を進める中で、業務によって昇進の有利不利は生じません。
7. 新橋駅の再開発について: 都心の更なる発展を見据え、再開発の重要拠点として参入します。
8. 株価下落について: 今後株価を上昇させます。
9. エアポート急行の減便について: ダイヤ改正は単なる減便ではなく、ダイヤ全体の考え方を見直し、利便性向上を目指しています。
10. 鉄道の運行管理について: ワンマン運転を検討しているため、全駅にホームドアを設置する必要があります。
11. 踏切事故への対策について: 自主基準の変更により、非常ブレーキの使用回数を減らしました。
12. 泉岳寺駅の事業について: トヨタ自動車との共同事業は、時期が確定次第公表します。
13. 大森町駅の騒音問題について: ロングレールやバラストの採用で騒音対策に力を入れているため、今後防音壁を追加設置する予定はありません。
14. おトクなきっぷの販売について: 三浦半島活性化のため他社との共同事業を通じて、西海岸にはインバウンド対応の高級ホテル、東海岸にはファミリー層向けのホテルを開設します。
15. 高速バスの時刻表について: 紙の時刻表は近隣空港でのみ配布していますが、東京空港交通との統合冊子の作成も検討します。
16. 蒲蒲線について: 東急との乗り入れ構想は存在するものの、現状では技術的問題が多くなっています。

これらの質問に対して、経営陣が具体的な取り組みを説明しました。